ぺジャックが描く不思議で印象的なストリートアートの世界
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人物や物体のシルエットが印象的な、立体的で物語性の強いストリートアートを描くアーティスト、Pejac(ぺジャック)。
スペイン・サンタルデル出身、バルセロナ在住のアーティストです。
彼は基本的に絵筆を用いて、アクリル絵の具で作品を描きます。
また、立体的な表現を行う際には紙やすりを使用しています。
「Vandal-ism」 (フランス・パリ)
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中からのぞく絵は、 印象派の巨匠、エドゥアール・マネの「草上の昼食」です。
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Vandalismとは、芸術の故意の破壊という意味です。
“彼独自のアートを生みだしていく”という強い気持ちを表しているかのようです。
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「Stain」 (スペイン・サンタンデール)
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排水溝に流れる水ではなく、ぺジャックが描いた世界地図です。
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「New Order」 (スペイン・エル アスティジェロ)
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レンガの模様を利用した作品です。
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「Ants」 (フランス・パリ)
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子どもが小さい人間を虫眼鏡で焼くというシュールな作品です。
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「Dust」 (スペイン・サンタンデール)
崩れ落ちた自分のカケラを掃除するという、これもまた考えさせられる作品です。
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「Phiedra」 (マドリード)
赤茶色の葉はレンガ本来の色を使用し、その周りの白い背景と人影を描いています。
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「Shutters」 (トルコ・イスタンブル)
立体的にシャッターを描いています。
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「Icarus」 (韓国・ソウル)
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壁の中を飛ぶ紙飛行機。ここでも立体表現が使われています。
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「Tagger」 (香港)
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ハートは、壁をバーナーで焼いて制作されています。
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ぺジャックの作品は静かな作品ながらも強く印象に残り、哀愁とユーモアに満ち溢れています。
ストリートは芸術に敏感な人だけでなく、様々な人に作品に触れてもらうことができるので、彼はストリートアートを始めたそうです。
日本でも見られるぺジャックのストリートアート
彼はアジアツアー中に、日本でも作品を描いています。
その作品を見ることができるのは、渋谷・川崎・千葉です。
渋谷で見ることができる「Seppuku」。
梅の枝が体を貫いています。
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川崎で描かれた「Everyone is an artist」
葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」にインスパイアされたと思われる作品です。
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千葉で見られる作品は「Gulliver」です。
本物の盆栽を使用しており、そこから鳥が飛び立っていきます。
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ストリートアートだけでなく、窓ガラスに絵を描くウィンドウアートも制作!
「The Re-Thinker」(香港)
ロダンの「考える人」をモチーフにした作品。見る角度がぴったり合うことで作品が完成します。
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「Transfer」 (韓国・ソウル)
ヘリコプターが太陽をつるという作品です。
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「Tribute to Philippe Petit」 (スペイン・バルセロナ)
飛行機雲を綱渡りしています。
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動画でぺジャックの作品をご覧いただけます。
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現在、日本で見られるぺジャックの作品は3箇所だけですが、
今後来日された際には、ぜひ日本の他の場所にも多くの作品を描いてほしいですね!
■参照■
HomePage:PEJAC
Facebook:PEJAC
Youtube:【ストリートアート】素敵すぎる芸術。渋谷・川崎・千葉のどこかに存在するようだ。【リアルな落書き】